【初投資】「SBI日本株3.7ベア3」へ投資。約18,000円プラス

投資初心者 チャート 投資日記

こんにちは。40代から投資を始めた初心者のぱーるです。

今回は私の初の売買記録を残しておきたいと思います。

タイトルにある通りなのですが、初の売買は18,000円のプラスで終わることができました。元資金は30,000円のため、60%程度の利益率になり大満足の結果となりました。

売買した商品はベア型投資信託。日本の株価に逆連動し、3.7倍程度の投資成果を目指す商品設計のものです。コロナショックの今、日本の株価が下がっているために購入に踏み切りました。

今後の取引をなるべく円滑に進めていくためにも、銘柄選定やベア型ファンドと投資初心者の相性、今回の取引の反省点などを残していきたいと思います。

ベア型ファンド

まず、今回の取引銘柄としてはSBI証券の「SBI 日本株3.7ベア3」という投資信託を選択。個別株ではなくて投資信託での投資になります。

投資信託とは

投資信託というのは私たち投資家から集めた投資資金を、資産運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のこと。つまり、自分で個別に株を選ぶわけではなく、投資のプロに運用先を任せながら資産運用ができるという設計の商品です。

「SBI 日本株3.7ベア3」はその投資信託の中でも「ベア型ファンド」と呼ばれており、対象とする市場の値動きに対して数倍となるように設計されています。

つまり、対象市場に対して数倍のレバレッジをかけながら運用するということ。

指数連動のインデックス型ファンドよりもリターンを得られる反面、リスクもその分高くなるという商品設計になっています。

こういう商品にはブル型・ベア型の2種類があるのですが、ブル型は指数の上昇に伴って運用益がプラスになる設計、ベア型は指数の下落に伴って運用益がプラスになる設計です。

ブル型:指数の上昇に伴ってプラスになる
ベア型:指数の下落に伴ってプラスになる

ブル型ファンド、ベア型ファンドともに市場の動きを予想して投資を行う商品設計のため、長期投資よりも短期投資に向きます。

また、市場の動向を細かくチェックする必要も出てきます。

「SBI 日本株3.7ベア3」を選んだ理由

「SBI 日本株3.7ベア3」という選択肢が出現

そもそも私は「ベア型ファンド」というものすら知らなかったのですが、最近は投資の勉強をしようと思って証券会社のWebサイトなどを覗いています。

その中で、SBI証券さんのサイトで紹介されていたのがベア型ファンドの「SBI 日本株3.7ベア3」。証券会社さんのホームページにはお勧めの商品やコラムなどが載っていることが多いですが、その中の一記事だったかと思います。

株価が下がっているのに利益が出るという商品設計

どういう理由で目に入ったかはほぼ失念していますが、恐らく以下のような要因が重なっています。

  • 個別株を選ぶには知識が足りなすぎるため、投資信託に惹かれていた
  • コロナショックによって外国株、日本株ともに大暴落の時期にあった
  • 株価が下がっていれば利益が出るという商品が衝撃的だった

主に以上のような理由で惹かれたように思います。中でも、「株価が下がっていれば利益が出る」という部分に大きな衝撃を受けました。なにせ、下がったところで買って上がったところで売るものだと思い込んでいますので。

まずはそのページを読み込み、さらに空いた時間を数時間かけてブルベア型ファンドというものを調べまくってから投資に踏み切りました。

知らないものに手を出せない性格なので調査は入念に行っていますが、この時は珍しく翌日くらいには投資に踏み切っています。いつもの私の性格であれば、数日間調べた上で検討し投資の判断を下すのは1週間後、ということになりかねないのですが、今回に関しては私なりに早い決断でした。

なぜかというのは概ね以下の理由から。

  • コロナショックによる株価の暴落はいつ下げ止まってもおかしくない
  • 株価が下げ止まったら投資信託を購入しようと思っていた
  • 下げ止まった時用の投資資金として30,000円ほどあった
  • 下げ止まるまで、上記の30,000円を運用できればそれに越したことはない

このような背景の元、初の売買は「ブル型ファンド」という本来であれば初心者向きではない商品に決定しました。

ブル型ファンドは初心者向きではない

色々と調べた結果、ブル型ファンドには相応のリスクがあり投資初心者向けの商品ではないことが分かりました。

どのようなポイントが投資初心者に向かないか、ざっくりまとめたものが以下です。

ブル型ファンドが初心者向きでない理由

  • 相場が上昇と下落を繰り返した場合、例え相場が元の水準に戻ったとしても損失が出る
  • 短期間で大きな損失が出る可能性がある
  • 「下落で儲ける」という通常の投資とは逆の発想をしなくてはいけない

このような特性があり投資初心者の初売買にはあまりにも不向きなため、「SBI日本株3.7ベア3」に投資する際にはこれだけは守ろうという自分ルールを定めました。

ベア型ファンドにおける取引で失敗しないように決めたこと

「SBI日本株3.7ベア3」に投資する際に決めたルールは以下のようなものです。

  • 最大でも1週間~2週間の保持
  • 日経平均株価が上昇を見せたら即売却する
  • 日経平均が下落していても深追いしない

今考えると非常にざっくりしすぎているルールですが、とりあえずは上記のことを決めた上で、投資用に取っておいた30,000円分を購入しました。

購入するのが下落相場用のベア型ファンドなので、コロナショックで大暴落が起きている現在、とても相性が良い商品だと思います。

その代わり「まだまだ相場が下落するかも」と利益を深追いすると、ブル型ファンドのリスクに飲み込まれてしまいそうです。

そのため、最初から「とにかくさっさと売却する。1円でも利益が出ればいいじゃないか。」という気持ちで挑んでます。

私のような投資初心者の場合、相場の傾向とか歴史的な○○ショックの流れとか全く分かっていないので。ブル型ファンドの理屈というのは頭で理解できても、売り買いのタイミングに関してはからっきしです。

ある程度売買のタイミングが分かるようになるまでは、「石橋を叩きまくった上で渡らない」くらいの覚悟でも良いような気がします。

SBI日本株3.7ベア3の売買結果

結果として、3/10に30,000円分購入、3/16に売却することで48,675円になっています。

\30,000(3/10) -> \48,675(3/16)

6日間で18,675円の利益。利益率は61.63%となりました。金額の方は元本が少ないので大したことありませんが、利益率としては素晴らしいのではないでしょうか。

こういう時についやってしまうのが、捕らぬ狸の皮算用。30万入れてたら6日で18万、300万なら180万の儲けでしたね。

怖くてそんな額の投資はできません。

あと、私が売却した後も相場は下がり続けておりまして、結果として「SBI日本株3.7ベア3」もどんどん上がり続けております。

利益確定が早すぎた感は否めませんが、それも結果論ということで次に活かせるようにしていきたいと思います。

今回の投資による反省点

今回の投資に関しまして、初めての売買にしてはかなり狙い通りにいった方だと思います。それというのも、コロナショックの大暴落のおかげであり、自分の読みが正しかったわけではないというのは肝に銘じておきたいと思います。

今回の下落相場は誰でも予想できるもので、知識のある人であればこの相場でかなりの大儲けができるように思います。

私もほんの少しの経験を積ませてもらいましたが、売買のタイミングや自分ルールの設定、良く分からないもの(ベア型ファンド)に手を出しているという反省点があります。

売買のタイミングをきっちり決めていない

売買のタイミングですが、ざっくり1~2週間と決めています。

これでも悪くないのかもしれませんが、もう少し具体的な数字で表せるようになるといいと思っています。例えば「〇%上がったら」や「〇円になったら」など、もっと数値として分かりやすいルールで決めることができると良いと思いました。

最大保持日数に対するアラートなどをしていない

「最大でも2週間程度の保持」とは決めていたのですが、最大保持日が来た時にリマインダーやアラートなどを設定していませんでした。

これだと「ずるずると伸びていった挙句にいつの間にか損してた」なんてことになりかねませんので、次は何かしらの工夫をしたいと思います。

売却における日経平均株価の上昇率が具体的ではない

今回決めたルールは「日経平均株価が上昇を見せたら即売却する」。あまり具体的ではありません。

「どの程度の上昇をしたら売却するのか」という具体的なルールが立てられるよう、相場感覚を磨いていきたいと思います。

良く知らない商品に付け焼き刃の知識で手を出している

今回はたまたま見かけた「ブル型ファンド」というハイリスク商品に手を出しています。

ある程度の調査はしましたが、それでも全く知らない商品に対して検討する時間が十分だったかといえばそうではないと思います。

ただ、投資に関しては検討している時間が長すぎて行動に移せなければ利益にも結び付きませんのでここはある程度柔軟にいきたいところ。

今回はコロナショックでほぼ間違いなく下がるであろうという、投資初心者でも分かりやすい相場であったことに加え、良く知らない商品だったために少額で投資したことによってリスクの回避を行っています。

金融商品に対しての知識や相場に対しての知識など、足りないことがたくさんあるので今後も勉強していこうと思います。

投資信託の売買ルールに対しての知識不足

投資信託というのは、時間によってその日のうちに売り買いできるわけではありません。私が購入した時間だと、購入の基準価格が次の日の価格になってしまう時間帯でした。

そのため、購入した日の夜は次の日の基準価格が気になって仕方なかったです。

購入時に「ブル型ファンド」の調査はしたものの実際の売買は初めてだったため、「どの時間に買うとどの値段で取引出来て、いつの時点の価格が適用されるのか」という基本的な知識すら持ち合わせていませんでした。

今回の売買で購入後に慌てて調べた形になりますが、今後はこういった特性も踏まえた上で購入や売却のタイミングを計ることができると良いと思っています。

まとめ

初めての売買はベア型ファンドの短期売買で60%の利益を得ることができました。

金額にすると18,000円程度ではありますが、初めての成功体験ということでなるべく記録に残しておきたいと思います。

時が経って自分で振り返った時、同じような状況の投資初心者さん、同じような状況の下落相場でベア型ファンドの購入を迷われている方などの参考になれば幸いです。

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